量販車の通勤快速クロスバイクの仕様書     >>CROSSBIKE TOP

 <SAGISAKA>
 American Eagle 700C (YL-08-11)

 ○ギア/SHIMANO Tourney F 3×R 6=18段
 ○タイヤ/KENDA KWEST 28-622
     (700×28c-28×1 5/8×1 1/8)
 ○ライト/LEDライト <ハブダイナモ>
 ○店頭小売価格/24,800円 

 自分の乗り物の原点である自転車、子供の頃のように気軽に近所を走れる自転車を買おうと、10年ほど前にクルマに積める“折り畳み自転車”は2台買っていた。(一度だけクルマに積んで、真駒内〜白石区まで「豊平川河川敷のサイクリングロード」の平坦な道を走った。それ以降、元々自転車に乗れない(坂の街に育つ)ヨメは、あまり練習もせず上達しないまま放置・・・。)しかし、自分もコンビニや床屋に行くだけで、バランスも悪い折り畳みチャリ、変速ギア付きでも快速では無いので長距離を走るような自転車ではなかった。

 ヨメも自転車に乗る気がないみたいだし、一緒に楽しむのは期待できない。で、今回はブームに便乗したワケではなく・・・今度こそ!長距離走れる自転車を本気で買うぞ!と、ホームセンターで見つけたクロスバイクを小遣いで買った。
 カメラを持ってクルマやバイクからは見えない景色など気ままに走りたいのが目的。ついでに衰えた足腰、運動不足にも貢献するだろうし・・・。

 昔乗っていたロードマンのような車体で手軽な自転車は無いモノなのか? 2万円以内で買える自転車を探したものの、専門店にある本気スポーツ車は価格も本気過ぎて手が出ない。今どきの主流はバーハンドルにグリップ式シフターばかり。“ドロップハンドル”でフレームにレバー式シフターという車体が無いのね・・・
 小遣い貯金で買えそうな、安いチャリがあるホームセンターで探すと、少々子供っぽいMTBモドキな車体で理想とはほど遠く、好きになれないグリップ式シフター。そんな中で目に付いたのが“ツーキニスト・・・”と書かれた黒い自転車・・・今度は逆に地味すぎる感じだったが、シフターはハンドルに付くレバー式だ。それなりに手を加えれば7万円以上するようなスポーツ車っぽく?は、なりそうだった。

 車体カラーは真っ黒で地味だったが
 必要な「LEDライト」「前後フェンダー」も装備され
 後から買わなくて済むので妥当な価格かと、
 予算オーバーの24800円になったが、
 イラストを描くバイトの臨時収入でチャリ本体は買えた。
 同時にホームセンターにあった別売リアキャリアも装着
 2010.4.11

●歴代チャリ(二輪)
 初めての二輪は、4歳頃?に叔父に買ってもらった16インチくらい?で黒い仮面ライダー自転車
 「補助輪」は夢中でチャリに乗っていて、気づかないうちに補助輪がハネ上がり卒業。
 ペダルを壊してからは廃品置場で拾った自転車など乗ったりもした。その後、<ミヤタ>の5段切り替えの自転車など乗っていた気もするが記憶が定かじゃないな・・・家のママチャリなど経て、中学くらいの時に新車で買ってもらった<ブリヂストン>ROADMANがチャリダーの本格始動?になるのかな。


 27インチ・12段ギアの<ブリヂストン>ROADMAN
 1981年当時、一大ブームになった“ドロップハンドル”の
 スポーツ車は、今改めて調べると¥49800と高額!!
 一般庶民でも買えるロードスポーツは、高かったのね〜!
 通学に活躍したが、何も考えず親に贅沢を言ったんだな・・・

 ロードマンに乗っていたのは函館に住んでいた頃。友達と遊びに行くにも、釣りに行くにも、街まで買い物に行くにも移動手段は、自転車が全てだった。10代の頃は、それが普通で体力もあったのだな・・・
 一人暮らしの学生生活でもロードマンは活躍したが、免許を取りバイクを買ってからは、バイク中心で買い物くらいしか乗らなくなってしまい、大事に乗るという友人に格安で売ってしまった・・・今思うと少し後悔してしまうが、その頃は、自分が今のような生活スタイルを送っているとは想像もできなかったしな・・・


■自転車について
 またスポーツ自転車に乗りたいと思ってから10年以上は過ぎたと思う。最近は「エコ」「健康」「原油高騰」「不況」などから自転車も見直され、“電動アシスト自転車”も色々出てきて、ちょっとしたブームのようだ。それと同時に自転車のマナーについてもよく取り沙汰され、都会ではあまり自転車が伸び伸び走れる状況じゃなくなったが・・・。

 自転車は“車道を走る乗り物”というのが規則だが、クルマやバイクに乗る立場からみれば、狭い車道の脇などでヨロヨロ走る自転車を追い越すのは危険を感じる。音の静かなクルマ(たとえばハイブリット車など)がス〜ッと背後から来るとドキッともする。
 改めて自転車に乗る立場になってみると、後方から走ってくるクルマやバイクに背筋がヒヤヒヤする。もし、ケータイで通話やメールしながらな前方不注意のドライバーが後ろから来たら、どうする?など考えるとゾッとする。
 「サイクリングロード」など専用道路といっても歩行者やランナーもいるし、歩道に設けられた自転車が走るラインも歩行者が歩いていたりする。・・・どちらにしろドライバーにも歩行者にもチャリダーにも、ルールやマナーが浸透していないので、絶対に安心して走れる道は無いと思う。

 クルマやバイクでは保険をかけるのが当たり前だが、自転車は買うときに「盗難保険」を勧められるだけだ。しかし歩行者や自転車同士の接触事故で、死亡事故になる可能性もあるのが自転車。そう思うと、リスクを考えていなかった学生の頃のようには走れない。
 長い冬が終わった春は、クルマやバイクの初心者ドライバーも多い。原油高や不況により通勤チャリも増え、自転車デビューも多い。人が多い街で、無法地帯の「歩道」や「歩行者・自転車道路」をチャリで走ることは、道路上をクルマやバイクで走ることとは別な危険を感じる。

 通勤でもなくスポーツでもない。乗り物として楽しむチャリも、案外お気軽ではないものだが、バイクやクルマと違った楽しさだったり達成感もあるワケで、長く楽しめそうだ。

2010.5

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